中学入試では、地理分野、歴史分野、公民分野の3分野に加えて、多くの学校でその年の時事問題が4つ目の分野として出題されます。例年この時期に時事問題をまとめた”ニュース最前線”が四谷出版から発売され、これをもとに時事問題対策を行っています。今年度も今週からこの時事問題を扱った演習講座が始まります。
時事問題の多くは今年の1月から12月までのニュースが取りあげられますが、学校によっては入試直前の1月の出来事が出題されることもあります。今年は、4月の統一地方選挙、5月の令和改元や、6月G20サミット、7月の参議院議員選挙、9月のラグビーワールドカップ開催、10月の消費税増税・ノーベル化学賞受賞など入試の題材になりそうな項目が例年以上に多く見られます。
また、中学生でも最近は学校の定期試験に”時事問題”からの出題が見られます。今年も中学3年生の試験範囲を見ると、時事問題が出題されています。日頃からニュースを見たり新聞を読んだりする習慣を身に着けて世の中の動きに少しでも関心をもっておくことが大切です。受験学年でなくても普段食卓を囲む機会にはニュースで取りあげられたことを話題にしてみるのもよいでしょう。(Aoyama)