今回は、SHOSHIN中学部数学科の宿題についてです。宿題は四パターンに分けられます。①計算テストの直し、②メインテキストからの宿題、③冊子やプリント類、④定期テスト対策です。
①は、授業内で計算テストを行っているので間違えがあれば再提出し、すべて正解になるまで取り組んでもらいます。②は、その日に行った授業内容の定着を目指し、復習を兼ねて次の授業までにやってきてもらいます。③は、一つのセクションや一つの単元が終了するごとに冊子(iワーク+)やプリント(GANPRIX:ガンプリ)を宿題にして学力の定着、向上を目指し、取り組んでもらっています。更に、SHOSHIN名物「100問プリント」も各自の進捗状況に合わせて配布しています。これらは①同様、すべて正解になるまで再提出してもらっています。④は、定期テストでの得点アップを目指し、定期テスト対策用の冊子を早めに配布しています。自宅学習で取り組んだものを提出してもらえば、一人一人丸付けし、返却しています。わからないところは定期補習でフォローすることになっています。
このようにレールは敷いてありますから、あとは各自が自覚を持ってしっかり取り組めば、間違いなく学校の成績に反映されるようになっています。もちろん、それには担当である私の管理能力と生徒へのサポートが大事であることも承知しています。先日、この課題類の合格状況表を教室内に貼り出しました。決して、見せしめのために行った訳ではありません。各自の進捗状況がわかりやすいということ、周りの友達がどれだけ頑張っているかをお互いに知るという意味でのものです。進捗(合格)状況に関しては本来は各自が管理するものですが、その都度、自分はどこが合格していないかを聞いてくる生徒が非常に多いので、過保護ではありますがそれなら皆が一目で見てわかりやすいものを作ってあげようという思いも含めて作成したものになります。
間もなく、前期内申点が出されますが、それを待たずして次の後期中間テストに向けて始動すべきです。先の通り、取り組むべき材料は揃えてありますから、何をすればよいかで悩むことはありません。言われたことを地道に取り組んでいけばよいのです。わからないところは、是非、定期補習を利用してもらいたいと思います。残念ながら参加者は固定しているので、理解を深める意味でもこのシステムを大いに利用してもらえたらと思います。これからも一緒に頑張っていきましょう。(二宮)