夏休み講習会も佳境に入って来ました。今のところ皆よくやってくれています。近年、夏休みの宿題や課題について生徒の取り組む姿勢に変化が見られるようになってきました。夏休みに入って間もない時期に生徒たちに「夏休みの宿題や課題はもうおわりましたか?」と冗談と啓発の意味を込めて質問をします。以前であれば生徒たちの反応は「そんなに直ぐに終わるわけ無いじゃん。」でしたが、最近の生徒たちは「あと~だけです。」とか「だいたい終わりました。」など実に意表をついた回答をしてくるのです。しかもその人数は年々増加しているように思えるのです。
 その背景には課題の絶対数が減っていることがあると思われます。かつては夏休み用のドリル用いる学校が定番でしたが、今はプリント数枚になっていたり、自由研究は自主性に任せるなどやってもやらなくてもいいものがあったりと宿題の量自体が減少傾向にあると言えそうです。また、塾での学習を優先させるために学校の宿題を意図的に早く終わらせる家庭の方針もあるようです。
 私が学生だった頃には夏休みの最終日は夏休みの宿題の消化に忙殺されていた記憶があるだけに生徒たちの心掛けには頭が下がる思いです。(吉川)
 ※来週のブログはお休みします。