神奈川・東京の中学入試解禁日である2月1日まで2週間と迫りました。入試直前、入試期間中における心得を僭越ながらアドバイス致しました。ご参考にしていただければ幸いです。(※内容は基本的に昨年アップしたものと同様です。)

Ⅰ.入試直前
 新型コロナウイルス感染拡大がここに来て再度猛威を振るい始め、早目に学校を休んでいる受験生は多いかもしれません。それは生涯一度きりの中学入試を控える受験生にとってしょうがないことだと思います。その中で、大事なことは生活リズムを崩さないことです。入試直前の今は本番を想定した生活を送らなければなりません。6時頃には起床し、しっかり朝食を摂り、入試と同じ時間から過去問題を解き進めましょう。当日をイメージしながらシミュレーションを繰り返すことが本番に繋がります。午後からはSHOSHINに来て、確認しておきたい問題を覚え直したり、場合によっては質問したりしながら、1つ1つの課題に最後まで向き合ってもらいたいと思います。

Ⅱ.入試前日夜
 受験票、筆記用具、ハンカチ、ティッシュなどをチェックし、カバンに入れておきます。出かける直前も再確認するのがよいですね。午前と午後に入試がある場合はお弁当を持っていく場合もありますから、忘れ物をして慌てたり、動揺したりすることのないよう、用意に努めてください。

Ⅲ.入試当日
① 2022年の大寒は1月20日ですが、日本では2月が一番寒い時期です。北海道や日本海側は大雪に見舞われ、大変なことになっていますが、関東地方も北風の強い寒い日があります。入試当日は太陽が昇る前に外出することになりますから、その寒さは相当なものです。しっかり着込んで防寒対策に備えてください。ここでの注意点は試験会場の室温です。試験会場は受験生のことを考えて、早くから暖房を入れ、暖かい状態で皆さんを迎えてくれます。人によっては暑いと感じる場合もありますから、着脱しやすい服装を選んで着ていくことをお勧めします。面接を控えている場合でも常識内の範囲の服装であれば大丈夫です。入試はファッションショーではありませんから服装で合否が決まる訳ではありません。普段通りの力を出せる服装を心掛ければよいと思います。
② 工事渋滞や事故渋滞など思わぬ事態に巻き込まれる可能性がありますから、受験会場への手段は公共の交通機関を利用してください。公共の交通機関を利用した際の電車やバスの遅れなどによる遅刻は十分に配慮していただけます。心にゆとりのある移動を心掛けていただきたいと思います。
 午後受験への移動の際も、学校側は他校の午前受験を想定していますから、慌てず落ち着いて会場移動していただければ大丈夫です。仮に遅刻した場合でも学校関係者に素直に事情を説明すればきちんと対応していただけるはずです。

Ⅳ.ご家族の方へのお願い
① お子様が入試を行っている間、待合室で待機される場合があります。その際、周囲から様々な情報が飛び交うこともあるでしょう。しかし、そのような情報に惑わされないようにしてください。お子様と一緒に足繁く通い、確認し尽くした学校な訳ですから、根拠のない情報に耳を貸さず、お子様と自分を信じて、読書でもしながら落ち着いて時間をお過ごしください。
② 試験後にお子様と一緒に問題を見ながら答え合わせすることもあるでしょう。その際、「こんな問題もできなかったの」など、お子様を傷つけるような発言は控えてください。お子様は時間いっぱい使って全力で入試問題に取り組んだはずです。むしろ、労いの気持ちで次の受験に向けて頑張れるようなことばをかけてあげてください。
③ 中学受験では、第1志望校に合格できる割合は全受験生の30%と言われています。つまり、合格者よりも不合格者の方が圧倒的に多いのです。仮に志望順位の高い学校が不合格であっても、他で合格できるチャンスは十分にありますから、その学校とはご縁がなかったとしても、親子で大きく落ち込まず、次へ向けて気持ちを切り替えることに努めてください。落ち込んでそれを引きずってもプラスになることなど一つもないのですから。
④ ③の場合とは状況が逆ですが、志望校の合格がわかった場合でも極端に大騒ぎをせず、どのような場合であっても冷静さを保つことを忘れないでください。特に、受験がまだ残っている場合は尚更です。また、受験がすべて終了した場合であっても、中学入試はあくまでも通過点に過ぎません。③の場合でも④の場合でも親として泰然自若に振る舞うようにしていただきたいと思います。
⑤ 壮行会用にご案内差し上げた手紙にも書きましたが、必ず受験回ごとの合否結果をお知らせください。その場合、営業時間内であればお電話でお願いします。わざわざ教室まで足を運ばれなくて結構です。また、夜遅い時間に行われる合格発表に関しましては、お手数ですが、手紙に記載したメールアドレスまで送信願います。進学先や場合によっては受験校の変更、更なる出願に向けてご相談などあるかと思います。その場合は遠慮なくお問い合わせください。
⑥ お子様方の頑張りをご家族の方と共に喜び合いたい気持ちはもちろんありますが、受験期間は各ご家庭によって様々です。合格を未だ手にしていない生徒がいるならばその生徒のために時間のある限り力になることを最優先したい気持ちでおります。このように考えておりますので、この点にご配慮しただき、申し訳ありませんが、入試期間中のご挨拶は極力避けていただきますよう、お願いいたします。

以上となります。お子様方には入試が終わるまで、最後まで粘り強く取り組むよう指導しています。私達も受験生全員の合格を目指してゴールまで突っ走る所存でおります。笑顔の皆様にお会いできることを楽しみにしています。(二宮)