先日、自宅前の駐車場に車を停めると目の前に大きな流れ星(火球?)が観えました。
偶然のできごとに驚き、車を降りて夜空を眺めると冬の星座が輝いていました。自宅付近は街灯以外に目立った明かりもなく視界も開けているので久しぶり眺めた満天の星々に感動しました。夜11時頃なので南の空にはもちろん冬の星座を代表するオリオン座、おおいぬ座、こいぬ座、ふたご座、ぎょしゃ座、おうし座、ペルセウス座・・・。さらにこの日はうさぎ座、はと座、とも座、かに座など小さな星座もやM42星雲があるオリオン座の小三ツ星、昴(すばる)という和名を持つプレアデス星団もしっかりと眺めることができました。

そして先ほどの流れ星に続き天空には数個の流れ星も確認できました。早速スマホで調べてみると、この日は”おうし座流星群”の極大日でした。今月の天文カレンダーを見てみると、8日㈪の昼間、9年ぶりに細い月に金星が隠される”金星食”があります。13時47分ごろ金星が月に隠れ、14時38分ごろ月の影から姿を現します。昼間ということもあり肉眼では見えないかもしれませんが。今週末12日㈮は2回目のおうし座流星群の極大日。翌週19日㈮の夕方には”部分月食”が観られます。5月に続き今年2回目の月食です。今回は16時過ぎに欠け始めるので、この付近では「欠けた状態の満月」が東の空に昇ってきます。18時過ぎに食の最大、19時47分に食が終わり元の満月になります。

星座早見盤が欲しいと思いスマホで調べると、無料アプリがありました。スマホを夜空にかざすと、スマホの画面には見えている位置の星座名がわかる優れものです。なんでも便利な世の中です。(青山)