昨年からのコロナ禍で、生活の大きく変わりました。そして学習塾を対象とした説明会も、対面形式のものからオンラインを利用した形式に変更をされた学校が増えてきました。この9月、10月に行われる学校説明会では、来年度の入試について変更点や高校の打診基準の説明があります。SHOSHINではこのような情報をできる限り父母面談の席でお話しさせていただいます。

私立高校では、受験パターンが大きく2つに分けられます。1つは推薦入試、もう1つが一般入試です。
推薦入試は、他の学校を受けず第一志望として入学を希望するものです。これは学校の成績が大きく関わる選抜制度で、事前相談(打診)の結果で年内には合格が決まるものです。

一般入試は筆記型の入学試験を受けるもので、さらに3つに分けられます。
1つは学校の成績を加味せず、入試の得点のみを合否の判定にする、いわゆる”オープン入試”です。日程によっては複数の学校を受験することができます。
2つめは、公立高校の受検せず、私立高校を第一志望としますが、上の推薦入試とは異なり2月に入試を受ける制度で、一般的に”専願”、”単願”と呼ばれます。3つめは、公立高校を第1志望として、万が一不合格になった場合には入学を希望する制度で、”併願”、”すべり止め”と呼ばれるます。
”専願”や”併願”の制度では、推薦入試と同様に学校の成績が大きく関わります。

各高校の打診基準の数値の出し方は様々で、9教科だけでなく5教科だけをみる学校も多くあります。また部活動や委員会、資格検定の結果など授業以外の活動も加点項目になります。私立高校の情報はわかりにくいことが多いので、わからないことがあればご相談ください。(青山)