先週は大改訂される中学英語の文法について触れました。今週も英語について触れてみたいと思います。吉川先生のブログにもありましたが、4月から始まる中学校の英語の授業では、生徒たちはもとより指導される先生方の苦労もたいへんなものでしょう。
先日、ようやく新しい教科書の内容(本文)に目を通すことができました。SHOSHINの英語は教科書内容の先取りを中心に授業のカリキュラムを組んでいますので、扱う教材も教科書に準拠したものになります。加えて教科書の新出単語や本文和訳と文法事項の説明にオリジナルの教材を用意しています。今年度も早々にテキストを作成してきましたが、教科書内容を目にして予想外のことが生じました。「本文量が2倍近くなっている」ことです。これまで見開き1ページで収まっていた本文量ですが、全く足りないことが判明しました。中学3年生では見開き3ページにおよぶLessonがありますから、急遽作成し直す作業に入りました。1ぺージで扱う本文量もそうですが、一文も長くなっています。先日の中学2年生の授業でも教科書本文を書き終えた生徒たちから「なんでこんなに長いの?」「多すぎて覚えられない」といった声が。従来の教科書で1年間を過ごしてきた生徒たちには、いきなり目にした長い本文を書き写すだけでも時間がかかるようです。指導するこちら側も授業の組み立てを工夫して、効率のよいものを目指していきます。(青山)