中学3年生の後期中間テスト対策が終了し、来週からは入試対策特別講座と銘打って、学力検査対策に向けた授業が始まります。とはいえ、前期の緊急事態宣言等の影響もあり、未消化のカリキュラムを進めなければなりませんので、火・水・金の通常授業枠では、引き続きテキストを進めていくことになります。その他の曜日では入試対策の演習中心の授業が行われる予定です。
理科ではこの期間を利用して、実際の入試問題の前半部分である、各分野の雑問形式の問題を扱って、得点力の向上を目指します。学力検査の100点満点中約4割ほどを占める部分となり、ここでの得点を伸ばすことが合格の可能性を高めることになるからです。現在、数年分の入試問題の該当する部分の編集に注力しています。なんとか講座の開始には間に合いそうです。
高校入試は事前の進路指導により、同じ程度の内申点を持った生徒が同じ問題を解いて得点を競うことになります。内申点が同点のライバルも少なくないでしょう。決して大袈裟でなく、1点の違いで結果が左右されることが本当にあるのです。中学3年生にはそのことを念頭に置いて、残る期間を有意義に過ごしてほしいと思います。(榎原)