10月8日に開催された藤沢翔陵高校学校説明会に参加しました。台風14号と秋雨前線の影響で朝から雨が降りしきる、あいにくの天気でしたが、小田急線善行駅から徒歩1分と抜群のアクセスの良さは大いに助かりました。1998年の校名変更前は「藤沢商業」だった学校です。来年開校90周年を迎えます。その事業の一環として行われているその事業の一環として行われているリニューアル工事が本年12月に竣工します。新入生は新しい校舎でスタートできることになります。
校長先生や、生徒募集対策室長の先生方からいろいろなお話を伺いましたが、印象に残ったのは、男子校についてのアピールです。逆に言えば、ずいぶん神経を使っているなという風に感じました。
全国約5000を数える高校の中で、男子校はわずかに2%なのだそうです。中には毎年名だたる大学に数多くの生徒を送り込む超進学校もありますが、その数は年々減少しているそうで、確かに県内のいくつかの学校が、最近共学化したのも事実です。そういった意味では希少価値のある学校といえます。男子校でのメリットとして、「女子に比べて男子は脳内の海馬の発達が遅いと言われている。男子の成熟度に合った教育ができる。」「男子だけの環境で、やりたいことが自分のペースでできる。」「スタッフもほぼ男性で、大人の対応で指導できる。」といったお話をされていました。また、会の途中にはOBで現在会社経営に携わっている方が登壇し、高校時代のお話をしていただきました。同じく男子校の良さを繰り返しアピールされていました。
多感な時期に、近くに異性がいないことのデメリット、同性だけで気兼ねなく学校生活を遅れることのメリット。進学を控えている生徒の皆さんは、一度考えてみてもよいのかもしれません。(榎原)