今日は鎌倉学園高等学校の説明会が行われました。従来通り校内で説明会は開催されましたが、コロナ禍で学校側も新たな試みとしてYouTubeライブを用いた説明会も同時に開催されました。今回はこのWEB説明会に自宅のPC上で参加させていただきました。自分自身も初めての経験でしたので、どんなものか楽しみにしていました。手元に資料がない為メモを取りながらの作業でしたが実際会場にいるような雰囲気で予定の1時間15分があっという間に過ぎました。数年前から始まったWEBによる出願も最近は当たり前のようになってきましたが、説明会も今後WEB上での開催が増えてくるかもしれません。

説明会の冒頭で、公立高校の募集定員についての話がありました。今月末には正式に県教委から発表があると思いますが、来春は公立学校がおよそ39550名(前年比1550名減)、私立学校がおよそ14440名(前年比100名減)になりそうです。昨年も公立高校でおよそ1250名減で募集を行ったので、来春はさらに募集定員が減ることになりそうです。昨年近隣の学校で定員減(40名1クラス減)が生じた学校は七里ガ浜・湘南台・藤沢西・藤沢清流・茅ヶ崎西浜・寒川でした。

また、私立学校の就学支援金制度についても説明がありました。昨年(2020年度)から始まった無償化制度で、神奈川県では年収700万円未満の世帯であれば、授業料(年間444,000円)が無料になります。さらに入学金も年収に応じて最大208,000円の補助があります。詳しくは、県のWEBサイト「福祉子どもみらい局」で確認してください。「私立は授業料が高い」はもう古い言葉になりそうです。

さて、同校の来春の入試基準ですが、具体的な数値についての発表もありましたが、ここでは報告できませんので、関心のある方には個別に対応させていただきます。新しい打診基準では従来の資料(3年次5科かつ3年次4科)に加え、新たに2年次5科をを加えることが報告されました。同校を志望される場合には注意が必要です。また英検・数検2級以上や部活動等全国大会出場などで打診基準が優遇される措置もあるようです。