中学受験コースの5年生は、9月から翌年1月まで「歴史分野」の学習を行います。小学校では6年生の4月から学習する分野なので半年以上前に扱うことになります。中学受験を考えている生徒にとっては、この歴史分野の学習をおろそかにすると後々苦労することになります。

第1回目の授業では、原始時代(旧石器・縄文・弥生時代)を一気に学習します。遺跡の名前や中国の歴史書など未知の内容が出てきますので、ポイントをしっかり押さえて効率的な学習をすすめていくことが大事です。そのため1週間の学習で一番大切なのが演習問題集『まとめてみよう』の穴埋め作業です。これを怠ると授業内容の理解度が下がります。SHOSHINでは宿題としているので、遅れずに提出するようにしてもらいたいと思います。なお、受験では漢字指定の学校がほとんどなので、未習の漢字でも人名など固有名詞については「漢字で書く」ことを徹底しています。約1か月後の組分けテストまでに古墳・飛鳥時代・奈良時代・平安時代と進むので、「まとめてみよう」と要点チェックの提出は必須の作業として取り組んでもらいたいと思います。

予習シリーズとは別に、歴史の流れを把握するために「まんが・日本の歴史」などの書籍を読むのも役に立つと思います。SHOSHINのピロティーに全巻揃えてありますので、休憩時間などを利用して読み進めてもよいでしょう。
このほかにも直接目で見たり体験ができたりする施設もあります。ここではSHOSHINの社会見学会で訪れたことのある施設をご紹介します。

①静岡市立登呂遺跡博物館⇒ホームページ

②国立歴史民俗博物館(れきはく)⇒ホームページ