意外と多いのでは

 結構な歳になるまで戸籍謄本というものを見ることがなく、自分の名字の漢字が普段自分で書いている漢字と違っていたということに気づいたの社会人になってからです。吉川の「吉」の字は戸籍では上の部分が「士」ではなく「土」であるのです。小学生のときに漢字で名字が書けるようになったのでしょうが、それを親から注意されることもなく、ましてや学校の先生が教えてくれるわけもないので、なんの疑問も持たず、「吉川」と書いていました。では、それ以来書き方を改めたかというとそうはしませんでした。パソコンなどの印刷文字では「吉」の字は上を土とされているものはなかなか見つけられませんし、読み方が変わるわけでもありませんので、現在もそのまま「士」を採用しています。
 大学生の頃、ゼミの授業で出席カードを提出し、教授がそのカードを読み上げて出欠席を確認するということがありました。この授業ではどういう訳か、いつも教授から「古川」くんと呼ばれ、最初の内はその都度訂正を促していましたが、最後には「古川」と呼ばれるままに返事をしていたことがあります。多分、私の書いた「吉」の字の二本目の横線があまりにも短すぎてそのような事態を招いてしまったのでしょう。大学を卒業して数十年経ちますが、残念ながらその教授にお会いする機会はありません。もし、教授が私を覚えてくださっていたら、きっと「古川」くんと声をかけてくれることでしょう。(吉川)

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