学校説明会~相模女子大学中学部・高等部

 6月に入り、学校説明会の案内状が立て続けに届き、分担して午前中に足を運んでいる次第です。報告の義務もありますから、必然、教室のブログもそのような記事が多くなってしまいますが、ご了承頂きたいと思います。
 ということで、今回は相模女子大学中学部・高等部です。洗足学園の真似というわけではないでしょうが、会の最初はウェルカムコンサートと題して7人の女生徒によるサックス演奏から始まりました。「A列車で行こう」という私でも聴けばわかる曲でした。その後、校長先生の話に移り、大学合格実績、学校が力を入れている教育活動、そして、今春の中学、高校の入試結果、来春の入試について、という流れで会が進められました。
 最近の大学合格実績者数を見ますと、どの学校も数字を大きく減らしています。これは、2016年から私立大学の定員が厳格化された影響によるものだそうです。入学定員に対する入学者数の割合があるレベルを超えてしまうと、私学助成金が交付されないのですから、私立大学側もしっかり守るしかありません。因みに、今年の割合は1.1倍だそうで、来年は1.0倍を超えたら、オーバーした入学者の分だけ助成金が減額されるということが決まっているそうです。このことにより、早稲田大学では2016年から2年間で合格者数をおよそ3500人減らし、同様に法政大学でもおよそ5700人減らしています。都心部に多い私立大学の間口を狭め、地方に学生を流したいという地方創生なる国策の影響は計り知れず、受験生はやりきれない思いでいることでしょう。
 学校説明会の内容から離れてしまいましたが、このような流れでも相模女子大はそれほど人数を減らしていないというデータを紹介されていました。
 最近、相模女子大で力を入れているのが相模大野を中心とした地域貢献です。地域の子供達が体験を通して街の仕組みを学べる場を学校主導で行っているそうです。このことにより、学生達にとっては21世紀型教育の取り組みに繋がります。これが評価され、日本経済新聞社が毎年実施している「大学の地域貢献度ランキング」において、全国の女子大学で6年連続第1位となっています。
 2019年度入試に関しては、基本的に2018年度入試の日程と同様だそうですが、詳しくは6月30日に発表予定ということです。入学試験についてですが、新たな取り組みとして、「プログラミング入試(仮称)」の導入が決まっていますが、こちらも詳細については未定なので、発表をお待ち頂きたいということでした。
 ところで、私が2年前に説明会に参加して気になっていたことがありました。それは、適性検査型入試です。100名を超える受検者がいて合格者も数十名出したにも拘わらず、入学者がゼロだったことです。完全に公立中高一貫校の模擬テスト的な役割だったように感じましたから、学校側はそれでいいのかなと思っていました。しかし、昨今の多様な入試形態の中で状況が少しずつ変化してきているのでしょう。昨年は2名の入学者、今年は8名の入学者がいたそうなので安心しました。
 直近では、6月30日に学校説明会がありますので、関心のある方は是非足を運んで生の情報を得て頂きたいと思います。