個々の意識喚起が必要です

 先週の話です。最寄り駅で電車を降り、いつも通り、イヤホンを耳に差し、音楽を聴きながら帰りの途についていました。しばらくすると、前方から自転車に乗った巡回中の警察官が見えました。まぁ、よくある光景です。しかし、その警察官が近づいてきたなと思った瞬間、私の方を指差して何やら話しかけているように見えました。イヤホンを耳に差し音楽を聴いていたので何を言われているのかわかりませんでした。「あれ、イヤホンして歩いてちゃダメだったっけ?」、「えっ、まさか職務質問?人生初なんだけど・・・・」とドキドキしながらイヤホンを耳から外そうとしたその瞬間、無灯火の自転車が私の横を通過して行きました。
 運転していたのは若い女性でした。耳にはイヤホンが見えましたからダブルの違反行為です。その女性は口頭注意で済まされていたようでしたが、それにしてもイヤホンをつけて音楽を聴きながら無灯火で夜道を走るという行為は相当危険です。昨年、自転車に乗った女子大生が77歳の女性と衝突し、その勢いで転倒させ、死亡させるという悲惨な事故を思い出しました。そのときも片手にスマホ、片手に飲み物を持っていて、ブレーキをかけることもままならない状態で走っていたとのことです。起こるべくして起きた事故と言わざるを得ません。
 数ヶ月前、歩道を歩いていたら、後方から来た自転車に「邪魔だ、どけ!」と言わんばかりにチリンチリンと鳴らされ、しかもかなりのスピードを出していたので危険を感じる経験をしました。また、車を運転していてもマナーの悪い自転車をよく目にし、こちらがヒヤリとさせられる場面もあります。自転車は道路交通法上は軽車両に分類されるため、交通法規を守って走行する義務があります。しかし、多くの人はそのことを理解せずに乗っていると考えられます。自動車運転同様、自転車の運転やマナーについても、個々の意識喚起や周囲の注意喚起が必要であると改めて思いました。

※歩きながら音楽を聴く行為も似たようなものなので、遅ればせながらこの機会にやめた次第であります。