認識しよう

 6年受験の授業で少しカリキュラムに余裕ができたので、本来は宿題とする「慣用句」の単元を授業内でやることにしました。家での学習では調べながらの作業になるであろうことは分かっていたのですが、どれくらいの割合で調べているのかが気になっていたので、その実態を知るいい機会となりました。ことに、「慣用句」・「ことわざ」・「四字熟語」などは4年生、5年生で何度となく繰り返してきた単元なので、それこそスラスラ解いてくれるであろうと思っていました。
 テキストには目標時間として4分が掲げられていましたが、4分を過ぎた段階で一人も問題を解き終えず、10分過ぎても全部終えて生徒はいませんでした。「体の一部を表す漢字一字で答えなさい」とあるので、当てずっぽうに「鼻」とか「口」などを入れている生徒もいたようです。挙げ句の果てには「先生、『心』は体の一部になりますか?」との質問がありました。
 語句に関しては漢字同様覚える意識が必要です。授業でも声を掛けていますが、調べて満足してしまい、その次の「覚える」作業はなおざりとなってしまっている傾向があります。早い段階から準備のできる語句への対応は興味を持って取り組む事が一番です。ご家庭でもお子さんとクイズのようにやりとりしてみるなどしてはいかがでしょうか。