学校説明会~横浜雙葉中学校

 石川町にある横浜雙葉中学校の学校説明会に参加してきました。横浜雙葉は「横浜女子御三家」と例えられる学校の一つですが、当教室からの受験生はほとんどいなかったため、あまりご縁のない学校でした。そのため、学習塾対象説明会の案内も届いていなかったので、今回は直接学校に問い合わせて出掛けてきたという次第です。
 横浜雙葉はキリスト教カトリックの学校です。とても落ち着いた雰囲気の中で6年間の学園生活を送ることができそうなイメージを一瞬で持ちました。学校の周辺は異国を感じさせる建物も多く、それが学園のイメージにも繋がっているのかもしれません。学園に隣接するサン・モールインターナショナルスクールとの交流もあるそうです。

 昨年から横浜雙葉小学校の募集定員を90名から80名にしたため、中学校の募集定員は90名から100名になりました。若干ですが、一般入試での門戸が広がったことになります。今春の一般入試では114名の合格者を出し、そのうち105名が入学しています。勉強不足でしたが、合格者が他校に流れず、高い割合で入学していることにとても驚かされました。2月1日に横浜雙葉、2月2日に鎌倉女学院や湘南白百合学園を受験してダブル合格している生徒も多いと思いますが、横浜雙葉を選択している割合が高いということが読み取れる訳です。好みもあれば、それぞれが感じるものも違います。多角的に見て各ご家庭が判断されている訳ですから、私の感覚だけでひとくくりにすることは勿論できませんが、それでも残念ながら今回の学校訪問だけでは決定的な理由は私には判断がつきませんでした。しかし、間違いなく言えることは92%を越える入学率は横浜雙葉の魅力を裏付けるものだと思います。

 中学3年生から英語と数学は習熟度別のクラスとなり、高校2年生で文系・理系に分かれます。文系と理系の比率は3:2とのことなので、女子校としては理系の比率が多いと感じました。大学合格実績では医学部医学科で41名の合格者がありました。理系の割合が高いのはこのあたりの背景があるのかもしれません。その他、国公立大学で42名、早慶上理で151名、MARCHで136名の合格者を出しています。

【今春の中学入試結果と出題分析】(私見ですが・・・)
・国語(100点満点:受験者平均68.5点/合格者平均73.5点)
 論説文・小説では圧倒的に記述が多い。
・算数(100点満点:63.8点/73.8点)
 基本問題や思考力・論理性を問う問題は一般的だが、あえて算数のセンスを問うことを意図した出題があることは面白い。
・理科(80点満点:52.9点/57.6点)
 科学的な関心・思考力を問う問題は大学入試新テストを意識した出題を感じさせる。計算問題は必ず出題され、算数との融合問題もある。4分野から均等に出題されている。
・社会(80点満点:49.1点/54.0点)
 3分野からほぼ均等に出題されている。統計・資料を使った問題が多く、この部分の出来が合格を左右していると感じられる。今春の入試では、人権パスポートからの出題もあった。

 会終了後、副校長の藤原先生と話す時間を設けていただきましたが、とても明るく、パワーを感じる方でした。細かい部分まで質問させていただきましたが、とても丁寧に応対していただきましたことを感謝しております。6年間の学園生活では、生徒と先生の関わりを大切にする校風で、家庭的で温かな雰囲気の中で過ごすことができるイメージを持ちました。同日、同窓会が開かれていたようで、フォーマルな服装に身を包まれた清楚なイメージを感じさせる方々とすれ違いました。同校のご父兄と重ね合わせることができると思いますが、このような面も含めてこれが横浜雙葉学園なんだと感じました。