第一回合不合判定テスト

 第一回合不合判定テストが終わりました。受験した皆さんの感想はどうだったでしょうか。間もなく結果が届きます。その結果を見てどう感じ、どう思うでしょうか。このテストでは自分の志望校を記入し、その合格可能性が20%から80%の範囲で示されます。察するに、多くの生徒さんの合格可能性は非常に厳しい数字となって出てくるでしょう。でも、全員がほぼ希望通りの中学に合格した昨年でも、全員の合格可能性平均は42%でした。そのうち、半数の生徒は20%台だったのです。ですから、これでショックを受けたり、やる気をなくしたりする必要はありません。なにしろ、今回が第一回であり、今後11月の第六回まで合不合判定テストはあるのですから。
 中には、第一回から80%の可能性を出す生徒もいるでしょう。昨年も2名いました。一番心配なのは、このような生徒です。これで慢心したり、油断されては困るからです。ちょっと気を抜くと、成績は瞬く間に下がってしまいます。そして、それを挽回するにはかなりの苦労を覚悟しなければなりません。
 そもそも、1種類のテストで、偏差値20から70までにまたがるあらゆる中学の合不合判定など、冷静に考えてできるはずがありません。なぜなら、中学によっては記述主体の出題校もあるし、小学校の教科書レベルの問題を出す学校もあるからです。もちろん、出題傾向も各中学に個性があります。教科ごとの配点の違いもあります。しょせん、合不合判定結果は、過去のデータからコンピュータが文字通り機械的にはじき出したものにすぎません。
 では、合不合判定テストを受ける意味はないのかというと、そんなことはありません。最も大切なことは、テストを受験する度に自分の得点、順位、偏差値がどのように変動しているかを見極めることです。理想は、テストの度に成績が上がっていくことです。このような生徒は、仮に第一回から第六回まですべてが合格可能性20%であったとしても、志望校合格可能性は大であるといえます。昨年もこれに該当する生徒が数名いました。このように理想的には伸びることがなくても、全体的に上昇傾向を示すように、しっかりと計画的に勉強を続けることが大切です。
 もう一つ重要なことは、テストの見直しです。昨日、二宮先生が書いているとおりです。申し訳ありませんが、カリキュラムの関係で、授業中に解説をする時間はとれません。各自が問題を見直す中で理解ができない問題に関しては、質問室の利用をお勧めします。