前学年のあとしまつ

 昨日の二宮先生のブログには、既に計算問題集を終わらせてしまった生徒のことが書かれていました。本当にたいしたものだと思います。一方で、もう新学年の教材を使い始めているのに、まだ前学年の宿題が残っている生徒もいます。
 人生には節目というものがあります。進級も節目の一つです。そのときに前学年の忘れ物をそのままにしておくことは、ピカピカに磨いたつもりのガラスにまだ汚れがついていたようで、すっきりしないものです。生徒の皆さんには前学年にやり残した宿題の後始末をやり終えて、新鮮な気持ちで進級してもらいたいものです。
 今までにたまった宿題を片付けることには、大きな利点がいくつかあります。一つは、自分の成長を実感できることです。当時は解けなかった問題を簡単に解くことができ、「どうしてこんな簡単な問題が解けなかったんだろう」と感じるときもきっとあります。それだけ学力がついたことの証明です。逆に、相変わらず難しいと感じる問題にも出くわすでしょう。このことによって、自分の弱点を発見できます。忘れていたことを思い出すひとつのチャンスになることもあります。そしてなによりも、たまっていた宿題を全部片付けた事へのすがすがしさ、満足感を味わうことができます。このことは、新年度に向けての大きな自信につながります。
 学校ではもうしばらく春休みが続きます。新学年に進級するまで、もう少しの余裕があります。生徒の皆さんにはこの間にぜひ前学年のあとしまつをし終えることを強く望みます。