2017年度中学入試総括(四谷大塚加盟塾研修会に参加して)

 先週の月曜日、四谷大塚主催の加盟塾研修会に参加してきました。主な内容は2017年度中学入試の総括でした。四谷大塚の発表内容は首都圏(1都3県)全体になりますから、首都圏での入試総括を確認しながら、神奈川ではどのような動きがあったのかに耳を傾けました。既に当教室主催の入試結果報告会は終了し、四谷大塚の発表内容と比較して自分が担当した内容に大きなズレはなかったので、手前味噌ですが的を射た入試概況が報告できたことに安堵しています。
 さて、2017年度中学入試受験率は首都圏で16.3%となり、4年ぶりに16%を越えました。来年度も微増傾向になるだろうと推測されています。児童数が微減している中での受験率増加ですから、中学入試人気が相変わらず高いことが窺えます。
 これは2020年大学入試改革の影響が大きく影響していると思われます。大学入試が変わろうとしている中、地元の公立学校に対する不安感は拭えません。エスカレーター式で大学まで行ける付属校の選択も以前より目立つようになりました。また、経済的なことも起因しているのでしょうが、狭き門である公立中高一貫校の人気も相変わらずです。神奈川では横浜市立サイエンスフロンティア高等学校附属中学校が新規開校しました。首都圏の公立中高一貫校の大学入試実績は非常に好調で、その魅力も中学受験率アップに拍車を掛けているのだと考えられます。
 そして、受け入れ側の私学でも従来の入試科目から少しずつ変化が見られるようになりました。依然として、従来の四科型また二科型との選択が主流ではありますが、適性検査型入試やアクティブラーニング入試、グローバル(英語)入試、さらにはプレゼンテーション型自己アピール入試など新たな入試形態が目立つようになりました。小学生である受験生達の多様な資質と可能性をはかる入試になってきたとはいえ、今後どのようになるのかを注視し、対策を立てられるように私達も動いていかなければいけないと思っています。
 神奈川では、2018年度に青学横浜英和が男子募集を開始し、共学化になります。2019年度は慶應横浜初等部の一期生が卒業し、慶応湘南藤沢中等部に多くの内進生が入学する予定です。それに伴って、一般の募集定員が現在の120名から70名に変更になる予定なので、慶応湘南藤沢中等部はさらに入りづらい学校になります。
 このように、今後も中学入試はいろいろな動きがありそうなので、このホームページやブログを通じて情報を提供していきたいと考えています。