Daily Archives: 2019年5月14日

学校説明会~湘南白百合学園中学校

 湘南白百合学園は塾対象説明会を行っていなかったため、昨年までは一般のお母さんに混ざって説明会に参加していましたが、今回は初の塾対象説明会として参加してきました。
 会の内容の中心は2020年度入試の変更点と出題内容の傾向が主だったものでした。大きく変わるのは入試自体で、変更点が3点ありましたのでお伝えします。
 まず、1つ目は複数回入試の導入です。第1回入試が2月1日(土)午後に算数1科入試として行われます。第2回入試は2月2日(日)午前に4科入試または国語、算数の2科入試の得点に英語資格のグレードを得点化し合算する総合判定に変わります。
 2つ目は一般入試での面接廃止です。数は減ってきたものの女子校を中心に今でも面接を行っている学校は何校かありますが、湘南白百合での一般入試の面接はなくなります。ただし、帰国子女入試の面接は今まで通り行われます。
 3つ目は帰国子女入試の早期化です。2019年度入試では1月に行われていましたが、2020年度入試では2019年12月21日(土)と一ヶ月ほど前倒しに行われることになりました。
 定員、試験時間、配点、判定方法等は現時点では未定で、今後決まり次第、学校のホームページで公開していくとのことですから注視していく必要があります。
 今後も湘南白百合学園のように算数1科入試を導入する学校が増えてくる可能性があります。既に2018年度入試から女子校でも品川女子学院や大妻中野で算数1科入試が始まっています。何故、算数1科入試なのかということは議論の余地があるでしょうが、グローバル教育、ICT教育に続き、最近では「Science」、「Technology」、「Engineering」、「Mathematics」の頭文字を並べた「STEM教育」ということばをよく耳にします。これはアメリカで推進されている教育プログラムで、科学、技術、数学を重視した教育のことです。昨今のAI(人工知能)の進化や大学入試改革での文系科目の数学的要素の導入にしっかり対応していくためにも、真の論理的思考力を図る入試が必要になってきています。それを実践できるのが算数1科入試なのだと思います。入学後もその特性を活かした教育を継続して実践し、個々の力を伸ばしていってくれる学校であるならば、算数に拘わらず1科入試はありだと個人的には考えます。
 湘南白百合学園に話を戻しますが、2020年度入試では様々な変更点がありますから、上位候補に挙げているご家庭は説明会に足を運び、生の情報を得てしっかり確認していただきたいと思います。