Daily Archives: 2018年2月15日

公立高校入試

2月14日(水)、神奈川県の公立校入試共通選抜試験が行われました。受験を終えて教室に顔を出してくれた生徒から問題を見せてもらいました。授業に追われ、十分な問題分析はできていないのですが、数学の問題を見て少し驚きを覚えました。「問1」の計算問題の答えがすべて選択肢で解答するものになっていました。図形の証明問題も、「完全証明」ではなく、「穴埋め」での出題となっていました。理科の問題でも記述による解答箇所は減少していました。考える力や表現力を試すテストとは言い難いと思えるものとなっています。
こうした出題形式の変化や昨年からのマークシートの導入などは、ひとえに「採点ミス」を避けてのことと思いますが、試験から発表まで2週間ほどの期間を設け、さらに採点業務と称して、公立高校の授業は数日間お休みとなっています。これだけの用意があれば、記述や数式を答える形式の問題でも採点ミスは避けることができると思うのですが。私立中学の中には1000名を超える受験生を集める学校もありますが、合格発表は当日か遅くても翌日です。入試当日こそ休校となる学校がほとんどですが、長期間授業をしないことはありません。
受験生たちには、数学の証明は完全証明がかけるように練習するよう話してきましたし、中学校での定期テストも多くの学校で、それを踏まえたものとなってきていました。今年の出題傾向のブレは、こうした方面への影響が少なくないと考えます。