Monthly Archives: 2月 2018

SHOSHINで学ぶ生徒の皆さんへ① なぜ勉強するのか、一度立ち止まって考えてみよう

 2006年から12年間、一回も欠かさず担当してきた水曜日の私のコーナーも、3月末までのあと数回を残すのみとなりました。計算してみると、626回もどうでもいいことを書いてきたことになります。せめて残る回は少しはまともなことをと思い、SHOSHINに在籍している生徒の皆さん、および卒業して中学や高校で勉強している皆さんに向けて、私の考えていることを書いてみようと思います。

1.なぜ勉強するのか、一度立ち止まって考えてみよう
 ごろ寝をしながらマンガを読んでいると、お母さんに「勉強しなさい!」とどなられる。あーあ、勉強なんかなければいいのに、と思ってしまう。明日はテストの日だ、と思うと、ああ、学校なんかなければいいのに、と叫びたくなる。こんな経験は誰にでもあることでしょう。勉強もない、テストもない、おまけに学校もない。ドラえもんのようなこんな世界は、子どもたちには理想郷に映るかもしれません。でも、海の外に目を向けると、内戦や貧困で学校にも行けず本も読めない子どもたちが大勢います。テレビでのインタビューでは、このような環境におかれている子どもたちは皆「学校に行きたい。勉強したい。」と言っていました。
 海外の子どもたちだけではありません。格差が広がっている日本においても、勉強したくてもまともに勉強できない子どもたち、進学したくてもあきらめなければならない子どもたちがたくさんいるのです。「勉強はイヤ、学校はきらい」と言っている子どもたちは、与えられボケ、恵まれボケしているのです。もしも勉強できない環境になれば、誰しもが勉強したいと思うはずです。なぜなら、学ぶことは人間の本能だからです。
 では、なぜ勉強するのでしょう。勉強してどうなるというのでしょうか。勉強と言えば、国語や算数、英語や数学の教科書を読み、演習してテストを受けることを先ず連想するでしょう。確かにそれも勉強であり、とても大切なことだと私は思います。しかし、勉強とは学校の教科のことだけではありません。大学を出て社会人になっても勉強は続きます。私は、人間死ぬまで勉強だと思っています。
 学校の教科に話を戻します。「外国に行く予定もないのに英語を勉強してどうなるんだ。」とか「因数分解を勉強して何の役に立つんだ。」という人がよくいます。私に言わせれば、このような人は「小人」です。自分が怠けていることをごまかす言い訳に過ぎません。更に「勉強ができても下らん人間は大勢いる。」とか「勉強なんかしなくても立派な人間はいる。」という人もいます。確かにその通りです。しかし、このことが勉強しなくてもよいことにつながるわけではありません。
 いわゆる「いい高校」「いい大学」に入るために勉強すると割り切っている人も少なくありません。「いい」とは、偏差値の高い学校という意味でしょう。そして一般に世間ではこのような考えに冷たいまなざしを注ぐことが多いようです。しかし、これもたいていは成績のよい人へのやっかみに過ぎません。
 高レベルの学校を目指すには、高い目標とそれを達成するための努力が必要です。登山家がより高い山を目指すのと同様です。スポーツもそうです。より強く、よりうまくなろうとすれば、人一倍の努力をします。そして、多くの人はこの姿勢を賞賛します。しかるに、勉強だけはなぜかそうではないのです。これは不思議なことです。
 「うちの新入社員は一流大学出なんだが、全く使い物にならん」と愚痴っていた社長がいました。私も同じような経験を何度もしています。だからといって、一流大学出身者が皆使い物にならないということにはなりません。一流大学に入ったということは、それだけ猛勉強をして、いろいろな知識を吸収したわけです。大学では多くの本を読み、難しい研究をして頭脳を鍛えたはずです。高度な学問をしてきた人は、それだけ人間的にも研鑽され、包容力のある立派な人間に成長する可能性が高いと考えられます。
 漫画ばかりをゴロゴロ読みふけり、スマホで無意味なことをやって時間をつぶし、ぶらぶらとつまらないことに時間をつぶしている若者たちとは、明らかに違います。
 私が言いたいことは、自分に与えられた環境が許されるのであれば、よりレベルの高い勉強をして、よりレベルの高い学校を目指すべく努力せよ、ということです。それは、人間性を高めるためであって、決して高収入を得るためではありません。しかし、これがゴールではありません。むしろこれからが重要です。世の中に出たとたん、勉強することを怠ってしまえば、あとは下り坂を転がり落ちるだけの人生になってしまうことでしょう。このような人間は実は非常にたくさんいます。では、なぜそうなってしまうのでしょう。その原因は小学生時代、中学生時代にあるのです。

御礼参り

 2月1日から始まった激動の中学入試から早くも一ヶ月が経とうとしています。その間、2018年度の授業が開講し、高校入試対策授業、中学生の学年末テスト対策補習を行いました。次の中学入試がスタートしていますから、ご父母や生徒 … read more

移転作業3日め

土曜日から始まった移転作業ですが、今は新校舎のある菖蒲沢で作業をしています。建物上部に設置する看板も着々と準備がすすみ明日には完成することになっています。電話は開通しましたが、ネット環境がまだセッティングできていませんの … read more

移転整理

 24日から本格的に移転を開始することになりました。初めて私が現教室で授業をしたときから十数年が経ちました。ベテラン講師である諸先輩方には遠く及ばない年数ではありますが、つぎはぎのされた壁紙やいささか大きめの音がするエア … read more

移転大作戦③

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忘れな草をあなたに

 前回の「まりもの唄」に続き、今回は「忘れな草をあなたに」。なにか「哀愁の叙情歌シリーズ」めいてきましたね。昭和39年リリースの歌だそうです。        ♪別れても別れても 心の奥に           いつまでも  … read more

公立高校入試問題_英語・社会

他教科でも見られる出題の変化は英語・社会でも見られました。まず、英語ですが、難易度は易しくなったという感想です。英作文はわずか一題にとどまりました。リスニング問題で若干形式が変わったものの、並べ替え問題は、一文ごとの選択 … read more

公立高校入試問題

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公立高校入試

2月14日(水)、神奈川県の公立校入試共通選抜試験が行われました。受験を終えて教室に顔を出してくれた生徒から問題を見せてもらいました。授業に追われ、十分な問題分析はできていないのですが、数学の問題を見て少し驚きを覚えまし … read more