Daily Archives: 2018年1月24日

中学入試直前、母の心得10カ条2018

 県内の中学入試日まで残るは1週間、すでに秒読み段階に入っています。特に、初めてお子様の中学受験を経験されるお母様方にはご不安な点も数多くあろうかと思います。そこで、受験生のお母さま方におくる心得を10カ条にまとめてみました。
 この稿は過去にもこの時期に掲載してきました。今回も改訂を加えた上で掲載させていただきます。ご参考になれば幸いです。

1.試験当日までの生活は、いつも通りに
 2月の入試まであとわずかです。すでに1月入試を終えた生徒もいます。これから入学試験日までの期間は、学校へ行き、下校後はSHOSHINに来て質問室と授業に参加し、そのあとはご家庭に戻って食事-入浴-就寝と、いつも通りの生活を送らせてください。
 入学試験が近づくと数日前から学校を休ませるご家庭があります。また、そのように指導する塾もあるやに聞いております。しかし、こんなことをさせると生活のリズムが狂ってしまいます。受験生にとって、学校はひとつの息抜きの場でもあります。学校で友だちや先生と顔を合わせている方が落ち着きます。家に籠もって勉強しても効果はありません。学校でインフルエンザが流行っているとか、本人の体調が思わしくない等の特別な事情がない限り、学校へはいつものように行かせましょう。

2.受験日までに母親の出来ること
 現在、生徒の皆さんは日曜日も含めて毎日通塾していますので、家庭学習の時間はそれほど多くは取れないと思います。それでも、お子様が家庭学習をしているときには、最も学習しやすい環境を整えてあげてください。特に弟さんや妹さんがいる場合には、彼らにも協力を要請し、お子様が勉強しているときはご家族の協力の上でテレビは消しましょう。
 入試が近づくと、これまでは第三者的であったお父様が突然「勉強を見てあげよう」と言い出すことがあります。しかしこれは百害あって一理もないことです。お母様のお力で何とか避けて下さい。とにかく、今まで通りの生活をさせることです。

3.当日朝、持ち物チェックを忘れずに
 受験票、筆記用具、お弁当などをチェックしましょう。今年の2月は寒そうです。服装も暖かめのものを。試験場は暖房が効いていて、むしろ暑いことも予想されますので、カーディガンのような脱ぎやすいものを着させるのがよいでしょう。試験日当日に面接試験があっても、面接試験に向けての服装は常識の範囲で結構です。あくまでも勝負はペーパーテストでの点数です。

4.近場以外は公共交通機関を利用する
 自家用車では思わぬ渋滞に巻き込まれる恐れがあります。前日が雪の場合、車の通行が不可能になることもあります。タクシーで試験会場にむかうのは、あまり印象が良くありません。うまくタクシーがつかまるかどうかも分かりません。最も安全なのは公共交通機関の利用です。公共交通機関を利用すれば、万一災害が発生して遅刻した場合でも学校側が配慮してくれます。
 午後受験がある場合は、受験生に焦りの気持ちを持たせないように、あわてず、落ち着いて午後の試験会場に向かいましょう。午後受験を行う中学では他校の午前受験を想定していますので、仮に遅刻した場合でも何らかの処置を施してくれるはずです。

5.試験場での待ち時間に飛び交う情報は一切耳にしない
 入学試験が始まり、お子様たちが受験している間、待合室では他のお母さま方から様々な情報が飛び交うのが常です。しかし、そのような情報には一切耳を傾けないことが肝要です。お子様がこの瞬間受験している中学は、家庭内で熟考して選んだ学校です。何の不安もありません。待合室では、受験しているお子様を信じて、ゆったりと本でも読んでいるのが最善です。

6.入試問題を見て「こんな問題ができなかったの!」と言わない
 試験場や待合室で問題が配付または掲示されることがあります。試験後に一緒に見直すことは結構ですが、「こんな問題も解けなかったの!」などと受験生の心を傷つける発言は控えましょう。
 SHOSHINでは1日から受験が終わるまでの間、教師が早い時間から教室に待機して、翌日の受験に備え、教室で勉強できる体勢をとっています。最後の最後まで面倒を見させていただきますので、どうぞご利用ください。

7.不合格の知らせには落ち込まず、子どもに勇気を与えること
 仮りに1次試験で不合格であっても、2次試験、3次試験で合格する受験生は過去にも大勢います。第一志望校が不合格であったとしても、第二、第三志望校に合格するチャンスは十分にあります。中学入試では合格者よりも不合格者の数が多いのが一般的です。中学入試に限らず、入学試験においては、統計的に第一志望校に合格できる割合ははなはだ低いのです。ですから、不合格の知らせがあったとしても落ち込まず、次への切り替えをすることです。
 不合格になったときに落ち込むのは受験生本人よりも、お母様です。どんな結果になろうともお子様はしっかりしています。お母様の落ち込みをお子様に伝染させてはなりません。こんなとき、気を引き締め、おおらかな気持ちでお子様に勇気を与えられるお母様であってください。

8.よそのお子さんのことは口にしない
 受験の最中は「誰だれちゃんは受かったそうよ」など、よその子のことは気にかけず、ご自分のお子さまのことだけに集中しましょう。

9.入試が完結するまで、常に平常心を保つこと
 親が悠然と構えていれば、子どもは安心して最後まで受験に臨むことができます。思うような結果が出ない場合の次なる戦略について、また複数校合格の場合の進学先についてなど、迷われることがありましたら、すぐに相談にいらしてください。電話でも結構です。

10.合格の知らせが入っても小娘のように大げさに喜ばない
 特に、まだ受験が残っている場合は気を引き締めることが肝要です。それが第一志望校の合格であり、受験の終了であったとしても、これで終わりではなく、これからが始まりなのです。この時点でまだ合格が決まっていない他のお子様がいるかも知れません。そんな気配りもお願いいたします。
ここで、お母様方にお願いしておきたいことがあります。
 合格の結果が出てすぐに教室まで挨拶にいらして下さる方がいます。そのお気持ちは大変うれしいのですが、そのようなお気遣いはなさらないようにお願いいたします。私たちは、その時点でまだ合格を勝ち取っていない生徒さんの次の試験のために戦っています。その時間を何としても確保したいのです。お子様の合格の喜びをお母様方と共に味わいたい気持ちは山々です。でも、それ以上に、まだ合格を手にしていない受験生に合格の喜びを味あわせたい気持ちが受験のプロとしてあります。
 更に、2週間後に迫る高校入試にも全力投球しなければなりません。この時間を私たちに確保させていただきたいのです。
 このような事情から、入試結果の連絡は電話だけでお願いいたします。合格・不合格どちらの結果であっても、必ず早めにご連絡ください。

 以上です。これから最も大切なことは、何と言ってもお子様の体調管理です。お母さま方もお子様と一緒に頑張ってください。もちろん、われわれも全員の合格を目指して最後の最後まで頑張ります。