Daily Archives: 2018年1月10日

SHOSHINビルの老朽化そして移転へ

 SHOSHINビルも随分と老朽化してきました。4階の天井からは雨漏りがする。トイレは旧式で、古いエアコンはガーガーうるさく、外壁も塗り替えなければならない時期をとうに過ぎています。昨日はトイレの蛇口から異様な音が飛び出しました。これらすべてを改修するとなると、ぼうだいな資金が必要になりますが、それだけの資力は私にはありません。生徒の数も昔と比べれば減っていて、今ではこれだけの教室数を必要としません。
 考えられる解決策はただひとつ、移転することです。こう決断し、後戻りができないようにビルを手放しました。
 SHOSHINビルは、建設以来30年を越えます。毎年の台風にも、東日本大震災にも耐え、大きな事故も起こさず、ここまで来ました。ここまで使い切れば、もう十分です。ある卒業生から「名残り惜しいですね」と言われましたが、私にはそんな気持ちはありません。手放すことの後悔もありません。

 ビル建設を決断したときは私もまだまだ若く、お金があったからでもなく、もちろん投資目的でもなく、ただただ自分の城を持ちたいとの夢から思いついたにすぎません。度胸とハンコがあればなんとかなる、そんな軽い気持ちでした。ところが、年を重ねるのと並行してビルを持っていることへの不安と責任が徐々に私の身にのしかかるようになってきました。ビルが原因で生徒の命に関わる事故が起きはしないだろうか、あるいは強風で屋上の看板が吹き飛ばされ、大事故につながることはないだろうか、そんな恐怖が常に私の中にうずくまっていました。そんな重い責任から解放され、今はさっぱりした気分でいます。

 3月から移転することが決まったビルは、平成になってからの建築でまだまだ新しく、耐震機能も完璧です。SHOSHINが使用するフロアは1階だけですので、今まで以上に安全面も保障されます。ただ勉強するだけではなく、子どもたちに夢を持ってもらえるような、そんなまったく新しい空間が実現します。湘南台駅からは多少遠くなる不便をおかけすることはありますが、それを補って余りある新SHOSHINが間もなく誕生します。
 引き続きSHOSHINで勉強する生徒さんは、今よりもずっときれいで、良い環境で勉強することができます。むろん、SHOSHINの教育理念はそのままです。
 新生SHOSHINをお楽しみに。そして今後ともよろしくお願いします。