Monthly Archives: 4月 2017

リアリティ

 面白い論説文を読みました。えらい人の書いた文章はどこか冷たく、汗のにおいがしてこない。頭の中でつなぎ合わせたような表現はプラスチック製みたいな文章である。一方忙しく汗を流して働いている人の言葉には何とも言えない味わいがある。といったような内容でした。忙しく働く人の例として漁師、田舎のおばあさん、株屋などが挙げられていました。
 感覚的なことですが、専門用語といったことでは無く、その人が使うことで説得力や臨場感を生む言葉というのは存在すると思います。先祖代々その土地を守ってきた農夫が「山に雲が掛かったら明日は雨が降る」と言えば、そこには代々その土地に生きてきた人々の経験が見えてきます。そんな経験に裏付けされた言葉の重みは、私が普段弄している言葉の比になりません。
 全くの創作である作品よりも私小説などにもその経験は見られるような気がします。太宰の作品の中の破天荒な登場人物にどこか人間らしさを感じるのは、彼の私生活の経験によるものであるような気がします。
 数年前、初めてディズニーランドに行ったという小学生の男の子にその感想を尋ねたとき、彼は「楽しすぎてゲロ吐いた」と満面の笑みをたたえて答えてくれました。そこにはただ面白可笑しく私の質問に答えてやろうという意図は窺えず、純粋な経験談として答えてくれている様子がありました。私には妙に説得力のあった言葉のように感じられ、今でも忘れらずに残っています。経験と言葉の重みは無関係ではありません。
 来週のブログはお休みします。

道徳教育の評価について

 平成18年度から教科として「道徳」の授業が小学校で始まることとなるそうです。ガンコオヤジが影をひそめ、子どもに甘い(と私には思われる)父親が増加している昨今において、世の中には善と悪とが存在すること、善を行い悪を憎む心 … read more

準備はあと4日間!

 今年度の親と子の私立中学受験講座Ⅰ部まであと4日となりました。今回も昨年と同様、今春新中学1年生となった中学受験コース卒業生のコーナーを担当する予定です。昨年より準備を始めるのが遅く、数日前から主に昨年度一年間のことを … read more

日々是勉強也

 以前ブログにも書きましたが、時代背景を理解することはとても大切だという事についてです。それとは少しずれているかもしれませんが、時代ということでは共通していることかもしれません。例えば「ことわざ」や「慣用句」「故事成語」 … read more

大阪へ

大学進学とともに大阪で独り暮らしを始めた次男の元へ行ってきました。入学式当日の朝一番の新幹線で慌てて出かけていったため、腕時計等いろいろな忘れ物を届けるためです。また、インターネットの契約等親がいないと面倒な手続きもある … read more

道徳教育について

 私は長いこと塾の教師として小学生と接してきました。接してきた学年は、主に4年生以上の高学年です。おもしろいことに、年によって生徒たちの性格は違います。ある年は、非常に礼儀正しくまじめな生徒が多かったり、また別の年は、精 … read more

早くも中学入試日程に動きが!

 先週末は近所のソメイヨシノが見頃を迎え、これでもかというくらい美しく咲き誇っていたように見えましたが、昨日の大雨、今日の暴風で残念ながら今年の桜の季節は終了を迎えたように感じます。また、来年、素敵な桜を拝めることを楽し … read more

花のある風景

日曜日は陽気もよかったので、近場をウォーキングしてきました。先週咲きだしたソメイヨシノは満開の見ごろをすでに終えてきた感じはありましたが、それでもお花見を楽しむことができました。向かう途中では畔道にみごとな菜の花やレンゲ … read more