ライバル

 水泳の世界なら瀬戸選手と萩野選手、卓球の世界なら平野選手と伊藤選手、陸上競技の世界なら・・・と、どの世界にもライバルはいます。もちろん、スポーツに限らず色々な世界にライバルと認め合う相手はいることでしょう。お互いがお互いを意識しつつ、お互いに切磋琢磨する。こうしてお互いが向上していく。ライバルとはいいものだと思います。
 受験の世界にもライバルは存在します。このSHOSHINの中でも、私はたくさんのライバルを見てきました。厳しい受験戦線を励まし合いながら最後まで頑張り通していく姿は、本当にすがすがしいものです。戦いがすんでふと思い返したとき、あいつがいたから自分はここまでやってこられたんだと、ライバルの存在にしみじみ感謝することでしょう。そしてその気持ちが終生の友という一生の財産へとつながるのです。

 勝負の世界、特に個人戦においては、お互いに励まし合う中だとは言っても、結果としてどちらかが勝ち、どちらかが負けます。あるいは、どちらも負けることもあります。いずれにしても、どちらも勝つことはありません。勝った側も、負けた側も、その心境は複雑なものであろうことは十分推察できます。厳しいものです。
 これとは異なり、受験の世界ではどちらも勝つことは十分あり得ることです。たとえば、同じ志望校に合格できた、あるいは志望校は別でもそれぞれが希望する学校に進学できた、などです。勝負の世界では競い合う椅子はたった一つですが、受験の世界にはいくつもの椅子が用意されています。その上、合否の結果だけがすべてではありません。
 このように考えると、受験の世界におけるライバルはギスギスしたものではないし、相手を蹴落としてでも、などと悲壮な覚悟を持つ必要も無いのです。
 おおらかな気持ちで、お互いの勝利を願い励まし合って受験の道を楽しく乗り切っていく。多くのSHOSHIN生にこんなライバルがいて欲しいと思います。 

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